世界は終わることを知らない
世界は終わることを知らない。
明日が来るとわかっていながら眠りにつく。
世界はまだ終わらない。
例えば世界がディズニーランド見たく閉園してくれたら、それに合わせて眠るし、開園と同時に起きる。
でも世界は終わることを知らない。
世界が終わればそれぞれ同一の決まった時間に機械のように眠る。
朝起きれば感情は変わっているしマイナスもプラスもリセットされる。
世界は終わらない。
過去を引きずり続けて明日も明後日も続いていく。延々と続いていく。
睡眠というものが動物に必要なのは何故だろう。睡眠がなければ、きっと、もっと効率よく、世界は回っていたのに。
世界は終わらないのに睡眠をしないと生きていけない私達はすごく効率が悪い。1日6時間寝るとして人生の4分の1は睡眠に時間を割く。
世界に平等なものなど時間の他にないのに、時間さえ平気で奪っていく。
睡眠が必要なくなったらどうなるんだろう。それでも私たちは太陽を求め陽の光の下で活動することを望むのだろうか。
暗闇が心地いい、陽の光が当たる場所は、活動しないことが罪のように感じられてちょっと憂鬱。でも、そう思わない人もいる。夜が怖い人もいる。
だから世界終わってしまえばいいのにと思うだけです。
人間平等にバッテリーが切れることが出来たらいいのにと思うだけです。