偏差値50
生きていても死んでいても数多の人間がいる中で自分の存在価値を考るその行為自体無意味ではある。
良くも悪くもない平凡な人生を送ってきました。大して良いとも言えずかと言って悲劇かと聞かれるとそうでは無いような人生です。
全てが嫌になって投げ出したくなる時もあれば一筋の光さえあれば生きていけると思うこと自体人間的で馬鹿らしいと思います。
すべからく、ほとほと疲れ果てました。どうやっても自分の理想には追いつかないし、追いついたところで何が得られるのか考えて考えて今日も眠れません。
他者を思う心も論理的に考えることも同じではないかと思います。よく分からないですよね。表面上は難しくなさそうなのにどうしてこんなに分からないのでしょうね。
結局は目標を見失ってしまったというところです。いえ、目標を達成してしまったというのが正しいでしょう。人生が無駄なのではなく終わってしまったものをいつまでも遊び続けてもダメでしょう?ということなのです。
人間の営みについて考え始めるとよくわからなくなります。医学を進歩させたのは他人を長生きさせたいという欲求からでしょうか。食欲睡眠欲性欲全てが人間を存続させようとするものですからよく、わからなくなります。
そんなこと考えなくていいんです。
明日のご飯の献立とか、デートの服装とか、友達の彼氏の話とか、そういう話で盛り上がればいいんです。
いいんですか。
他者とは違って二面性を持つのがすごくしんどいです。他人を騙して利用するなんて無理です。他人に嘘をつく理由が分かりません。楽しそうにみんなであそぶのが出来ません。どうしても1人になるとしんどくなってしまいます。また、自分を偽らねばならないのだと怖くて震えます。もはや本当の自分がわかりません。暗くて陰鬱で面白くなくて救いようのない馬鹿が私なのです。他人に期待されたくありません。私がいたって面白くないのです。私がいたって場は盛り上がらないのです。私がいた所で何か変わる訳では無いのです。
私がいたっていなくたって世界は回ります。だからはやく私がいない世界になればいいのになと思います。思うだけです。